お知らせ

産直コペルvol.75発行のお知らせ

長野県で2回目の開催となった「第22回全国農林水産物直売サミット」は、全国各地から直売所運営者・農家・関連事業者・行政関係者・研究者等300余名が集い、地産地消を基本理念とする農業を核とした地域づくりの現状と今後を巡る熱い議論を巻き起こした。
この議論の熱い炎は、山積する課題を抱える日本農業を「より強く」「より正しい方向」へ導くかがり火となって、今後も燃え続けることであろう。
今回のサミット開催にあたり、当誌編集部は、(一財)都市農山漁村交流活性化機構(まちむら交流きこう)や全国農産物直売ネットワークの仲間の皆さんと協力しつつ、また、長野県農政部農産物マーケティング室などの手厚い協力もいただきながら、開催地事務局として企画・運営・情報発信などのほぼ全領域にわたり東奔西走してきた。まだまだ微弱な力しか保持していない当社にとっては、まさに飛躍が問われた毎日であったが、このサミット開催のプロセスを通じて、これまでをはるかに凌ぐ広がりと強さを併せ持った連携協力のネットワークを構築できたのではないかと考えている。

特集 直売サミット100VOICE

ー現場レポート
06 挨拶、ビデオメッセージ、活動紹介、話題提供

08 直売所アップデートのためのトークセッション

14 直売所アップデートのためのトークセッション

18 来た、見た、感じた‼︎長野県 直売所体感ツアー

ーVOICE
22 参加者21人に聞きました!
 アップデートしたいと思ったことは?

25  会場アンケートQ&A

26 道の駅信州蔦木宿
 箱は新しく、中身は「原点」へ。
選んだ”人間臭い”アップデート

30 一関まちづくり株式会社 社長/店長 梁川真一さん
 ”未来の直売所”を探す旅、見つけた私なりの答え

32   飯綱町ふるさと振興公社会長/飯綱町副町長 池内武久さん
 自分たちの地域と直売所を、改めて顧みる機会に

ースペシャル座談会
10 全国直売ネットワーク
 原点を再確認し、未来へ進むべき道を示した

34 道の駅信州新町
 開業40年で岐路に立つ道の駅、改めて考えた進むべき道とはー

ー連載
38 土を育てる 株式会社久本農産(長崎県諫早市)
  自家製堆肥を軸に、農地区循環型服どう経営で未来を拓く

42 トウガラシ博士が行く! 地域野菜あまから訪問記  信州大学 松島憲一
   信州の伝統野菜の採種講習会〜ひしの南蛮・志げ子なす

46  学校給食と地産地消 第25回 学校給食地産地消食育コーディネーター 杉木悦子
  学校給食は、学校の個性、特長を表現する必要不可欠な存在

50 新・農業経済 第22回 千葉大学大学院 園芸研究員教授 櫻井清一
  農産物直売所の組織形態

52 (特非)素材広場 理事長 横田純子
  追悼 葉っぱビジネス創始者 横石知二さんが残したもの

54 次号予告 編集後記