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【特集 道の駅 越前おおの 荒島の郷』に見る直売所の新しい形】『道の駅 越前おおの 荒島の郷』 はこんな駅!

東京ドーム(46,755㎡)より一回り大きい49,137㎡の広大な敷地に、延床面積5,082㎡のナチュラルでモダンな建物が日本百名山のひとつに数えられる名峰・荒島岳に映える、今もっともイケてる道の駅。まずはその概要をお伝えします。(文・中村光宏)

 日本ではまだ珍しいラウンドアバウトをくるりと回って(侵入のタイミングをしっかり見定めて!)、看板に沿って敷地に入ると、横幅125メートルにも及ぶ長大な、直線基調のスッキリとした建物が遠く見えてくる。それが「道の駅 越前おおの 荒島の郷」だ。中央に設けられたメインエントランスを入ると、ロビースペースには4台の巨大モニターがズラリ。道路状況などをリアルタイムで確認することができるようになっている。

 右に曲がれば直売所とフードコート、左に曲がれば日本発の人気アウトドアブランド「モンベル」のショップとその併設レストラン。実はこれこそが、荒島の郷を如実に表現している。大野市が道の駅設立に当たって掲げたのは「越前大野の食文化を満喫してもらうこと」、そして「豊かな自然が体感できること」。直売所とモンベルのタッグは、それらを見事に体現しているのだ。

 直売所に一歩足を踏み入れると、まず出迎えてくれるのは艶々した「九頭竜まいたけ」や土から出てきたばかりのような黒々とした「上庄さといも」だ。驚くほど多い、それらの加工品や〝北陸の小京都〟大野らしい美味しそうな和洋菓子、元祖コシヒカリの地にふさわしい多種多彩な米や土産物、地酒コーナーや惣菜・弁当コーナーに後ろ髪を引かれながら奥に進むとフードコートやテイクアウトコーナーが現れる。ハンバーガーショップからバームクーヘンのお店まで、いずれも越前大野の特産品を使った商品がズラリと揃っていて、各店から漂うたまらない香りに思考が止まり、どこから回ろうかすら迷ってしまうからご注意を。

 お子さまと楽しみたいご家族には、カヤック体験(屋外)、日本最少の淡水魚水族館である「九頭竜川淡水魚ミニ水族館」、そしてボルダリングウォールまで備えたわんぱく広場がオススメ。腕に覚えのあるお父さんには、本格的なクライミングを体験できるクライミングピナクル(屋外)もあるので、子供の前で是非カッコつけてください。

 駐車場にはAC電源設備を備えるRVパークも完備。せっかくなので車中泊の準備をして、1泊2日かけて「道の駅 越前おおの 荒島の郷」をじっくり堪能してみよう。最高の家族の思い出になること間違いなし、ですよ!

建物の外はこういう感じ

約5万㎡の敷地には、普通車169台、大型バスも対応可の大型車33台、ハートフル駐車場(身体障がい者等用駐車場)4台、自動二輪10台の駐車場を確保。さらに計15台分のRVパークがある。楽しむための施設だけでなく、県内唯一の防災道の駅として大規模災害を想定した自家発電設備や防災倉庫も設置。安心・安全で楽しい道の駅だ。

A.クライミングピナクル

荒島の郷のシンボルモニュメント“クライミングピナクル”は、その名の通り、尖塔のように尖った山の頂をイメージした高さ8mの岩山。実はその高くそびえ立つ岩を、ハーネスを付けて登る本格的なクライミングが体験可能(冬季は休止)。興味のある方はぜひ挑戦を。問い合わせ/モンベル越前大野店 Tel.0779-64-5623

B.カヤック体験池

モンベルショップの横にある池では、カヤック(カヌー)体験を楽しめる(冬季は休止)。遠く荒島岳を見渡せるキレイな景色を見ながら、美味しい空気を吸って自然を満喫してみてほしい。問い合わせ/モンベル越前大野店 Tel.0779-64-5623

C.いこい広場

約3000㎡という芝生広場は、災害時などの緊急時にヘリコプター離発着場として利用される以外は、自由に寛げるリラックススペース。直売所で買ったお弁当を食べるなど飲食も可能だ(BBQや花火など火の利用、動物の持ち込みは不可)。

D.RVパーク

AC電源付き10台(内4台はペット可)、電源無し5台と北信越最大の車専用有料宿泊サイトを完備。館内の清潔なトイレを24時間使用できる。日本百名山「荒島岳」の雄大な景色と満天の星空を眺めながら車中泊しよう。チェックイン/12:00~17:00 チェックアウト/8:00~10:00。AC電源付き3000円~、電源無し2500円~(ハイシーズンは+500円)。予約は「荒島の郷」公式サイトから。

E.荒島岳ミニ展望台

荒島岳の姿を模したミニ展望台は、誰でも利用可。気軽に荒島岳登山の気分が味わえる。楽しく体験できるように遊歩道も整備されており、道の駅全体を見渡せる山頂の展望台からの眺めは必見だ。

F.イベント広場

大きな屋根の下で雨天でも催しが開催できるイベントスペースを完備。既に和洋菓子の出荷者が力を合わせて作った菓子の展示即売イベントや来場者〇〇万人達成の記念イベントなど、多彩なイベントが開催されている。運が良ければ、スペシャルイベントに遭遇できるかも!?

レンタサイクル

大野市が運営するレンタサイクルの貸し出しも可能(事前予約なし)。オススメの回遊ルートを載せたサイクリングマップもあるので、自転車に乗って大野市内の観光地を巡ってみてはいかが? 申し込みは総合案内所まで。

建物の中はこういう感じ

約5000㎡にも及ぶ建物内はユニバーサルデザインを採用。通路、3カ所のトイレ(1カ所はヴェイルサイドカフェ内に設置)などの共用施設は、高齢者や障害のある人でも最大限使いやすく、機能的に設計されている。

1.名水茶屋 大野三昧

地元食材を使った丼物やうどん、そば、カレー、定食などを用意。大野名物の「醤油かつ丼」、福井名物「あっさりおろしそば」やダムマニア必食の「九頭竜ダムカレー」を食べるなら当店で!営業時間/9:00~16:00 無休

2.荒島テラス

大野特産の米粉を使ったフォーやガレット、米・食味分析鑑定コンクールの金賞受賞米と越前産「百笑の塩」を使ったおにぎりやとんちゃん(ホルモン焼き)を提供。まいたけラーメンはこちらで。営業時間/9:30~16:00 無休(ともに季節によって変動あり)

3.バームクーヘン工房 森のこしかけ

100%大野産コシヒカリの生米粉と福井県産卵で作った生地をじっくり焼き上げる、出来立てふわふわ、モチモチのバームクーヘンを数量限定で用意。ソフトとハードの2種類から選べるほか、運が良ければ期間限定商品にも出合えるかもしれません。営業時間/9:00~18:00 Tel.0779-64-4500

4.ラブリー牧場 みるくの郷

希少なジャージー種乳牛を放牧主体で飼養するラブリー農場の直営店。濃厚なジャージー牛乳で自家製造する、無添加のソフトクリームや洋菓子が揃う。営業時間/土日祝9:00~17:30(平日~17:00)無休

5.ココ・のーそん(Coco no-son)

“美味しいおおの”をテイクアウトできる店。上庄さといも田楽、阿難祖米五平餅、九頭竜まいたけおにぎりなどなど“おおのスタイル”を満喫できる。営業時間/9:00~17:00(1・2月は9:30~16:00)無休

6.BUNNY SUPERETTE

生マイタケがこれでもかと入る舞茸ラクレットチーズバーガーや肉厚のシイタケに驚く椎茸クリームチーズサンドイッチは必食のテイクアウト店。営業時間/土日祝9:30~17:00(平日10:00~) 12/8・22・29・30、1/12・16、2/2・16定休 Tel.090-9767-3005

7.荒島マルシェ

名物のマイタケ、サトイモ、地元の新鮮野菜、奥越の山々で採れた山菜やキノコ、コシヒカリ発祥の地である大野産の米に加えて、福井県産「名水サーモン」、大野市民が愛する「とんちゃん(ホルモン)」、そして大野の和洋菓子や福井県各地のお土産と、何でも揃う農産物直売所。営業時間/9:00~18:00

8.総合・観光案内所

市内の観光スポットや体験会場の案内も可能。道の駅 九頭竜など他所のAIロボットと連携した小型AIロボット(ロボホン)を活用し、クイズラリーなどのイベント展開のほか、RVパークやレンタサイクルの利用受付も行っている。営業時間/10:00~17:00

9.九頭竜川淡水魚ミニ水族館

九頭竜川水系に生息する大イワナや、生息地が国の天然記念物となっている「アラレガコ」など希少な淡水魚を展示する世界一小さい淡水魚水族館。

10.モンベル越前大野店

福井県初のモンベルストア。約300坪の店内に登山やカヤック、自転車、キャンプ用品が豊富に揃う。特にキャンプ用品、カヤックの品揃えは圧巻だ。営業時間/10:00~19:00 Tel.0779-64-5623

11.ベルサイドカフェ越前大野店

モンベルがプロデュースするナチュラル・ダイニングカフェ。焼きたてパンやオリジナルカレー、スイーツなどに加え、こだわりのコーヒーや地ビール、ワインなど多彩なメニューが楽しめる。営業時間/10:00~19:00 Tel.0779-64-5643

『道の駅 越前おおの 荒島の郷』

名古屋から東名高速→東海北陸自動車道利用で約2時間、大阪から名神高速→北陸自動車道→中部縦貫自動車道利用で約3時間20分。2022年度中に開通予定の大野東ICからは目の前という好立地だ。福井県大野市蕨生137-21-1 Tel.0779-64-4500

この記事を書いた人
産直コペル 編集部
この記事は、産直新聞社の企画・編集となります。